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マーシャル、USCG Qualship 21を17年連続取得

2021.5.31

マーシャルアイランド海事局が米国沿岸警備隊(USCG)による優良認定「Qualship 21」を今年度(2021年7月1日-2022年6月30日期)も17年連続で獲得したことが、USCGの2020年年次報告書で明らかになった。17年連続で取得したのはマーシャルが唯一。USCG全体における過去3年間の平均拘留率が1.02%だったのに対し、マーシャル籍船の拘留率は0.74%だった。同報告書によるとQualship 21認定船およそ3300隻のうち、マーシャル籍船が約1100隻を占める。同海事局社長のビル・ギャラハーはこの結果を「船主、オペレーターの皆様の長期的な努力の賜物」と称賛。2020年は多くの海事関係者にとって、新型コロナウイルスによるパンデミックという困難に見舞われた年でもあったが「船主、船員が高いプロ意識をもって業務遂行をして頂いているおかげ」と語り、今後も安全運航実現に向け、船舶側やポートステートコントロールと綿密な連携を図っていくと明言した。
マーシャルはまた東京MOUの2020年年次報告書でもホワイトリストに掲載され、高い評価を得ていることが分かっている。
(要約)

原文:17 Years of Quality Operations
Republic of the Marshall Islands Achieves QUALSHIP 21 Milestone(ダウンロード